算数オリンピックのパイオニア 個別指導のりんご塾

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りんご塾通信

もしも今からコーヒー屋を始めるなら


よく世の中で引き合いに出されるのが

スターバックスとドトールコーヒーだ。

上手に住み分けられてるとか

同じコーヒーを売っていても全く別の商売をしているとか。



もしも今、どうしてもコーヒー屋をしなければならないとしたら

どんなコーヒー屋をするだろうか?

5年前なら「その中間」って思っていた。

もしかしたら1年前でも答えは同じだったろう。

「う~ん、どっちのお客様にも来て欲しいから」

とかってもしかして考えたりして・・・

最悪のパターンだ。

朝から晩まで1杯300円のコーヒーを年中売り続け

借金だけが残るかもしれない。



スターバックスとドトールの中間って

もしかしたらその他大勢だ。

一番商売としてやってはいけないことかもしれない。

低空飛行のまま老いていくパターンかもしれない。



(注:「~かもしれない」を多用して
   ソフトな印象を与えるように努力しています)



じゃあ、いま、コーヒー屋をやるとしたら

どういう店にするのか?



おそらくコーヒーを売らない店にするんじゃないでしょうか。

コーヒーはあるけれど無料。

お客様はコーヒーを目的に来るかもしれませんが

実際は別のものを売る。

別に怪しいものを売るわけじゃありません。

お客様は「ああ、うまかった」と言ってお店を出て行きます。



2つあります。

コーヒーを売らないというのはお金をとらないという意味ではなく

飲み物はフリーで時間で課金するシステムです。

ありますよね、マンガ喫茶から始まって

DVDとかビリヤードとか好きなことをやる空間を売る商売。

こういうコーヒー屋が1つです。



もうひとつがキャッシュポイントをずらすということです。

(すいません、これ以上書けません。)




もちろん塾の話です。

私は塾のことしか考えていませんから

これは塾の話です。



スターバックスは中学受験を専門にしている大手かもしれないし

ドトールは全国展開中の元祖個別指導のFCかもしれません。



街の喫茶店のマスターが

「ドトールよりはうまいコーヒー出してるよ」と言うのは

見当違いもはなはだしいのはおわかりになるだろうか?

誰もそんなところで競争していない。



スターバックスの人気が出たとき

ドトールみたいなところはやっていけなくなるんじゃないかと言われた。

けれど結果は逆でドトールは業績を伸ばした。

マクドのコーヒーもおいしくなった。(関係ないか?)



私はいまからコーヒーを売らないコーヒー屋をしようと思ってます。

授業を売らない個別指導塾を始めます。

だから「りんごのところのコーヒーよりうちのがうまいよ」

っていうのは完全に見当外れです。

コーヒーのうまさを求めるならそういうところへどうぞ行って下さい、です。

これはブログをはじめて知ったことです。

全国にはすごい先生がたくさんおられる。

バケモノみたいな先生がたくさんおられる。

だからコーヒーのうまさで勝負するのは私の戦い方ではないと知ったのです。



それじゃ、「授業を売らないとはいったいどういうことだい?」ってなりますが

それはいつもチラホラ書いてることだし

これからもボソボソ書いていきます。

よろしくお願いいたします。




ちょっと急用ができたので

中断します。


では。


書いている人

田邉 亨 塾長

滋賀県出身、ニューヨーク市立大学及びぺンシルバニア州立大学で学び、その後大手国際特許事務所、学習塾を経て、現在は彦根市でりんご塾を5教場運営している。2010年より、りんご塾として算数オリンピックに参戦、2014年に小3部門で金メダルと長尾賞を受賞。
2017年は小6部門と小3部門の2冠を達成し、現在は彦根市を中心に幼児から小学6年生までを集め算数とそろばんに特化した塾を展開中。長年、沢山の児童を指導してきた経験から、早い段階での算数の教育の重要性や、算数好きなお子様を育てる家庭のあり方・関わり方等についても全国で講演会を行っている。著書多数。

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