無色透明なもの
今は非常にシンプルな
無色透明なものを作ろうと思っています。
そうすることで失うものもあるが
骨格が出来あがる。
開高健が昔書いていた、
文章は形容詞から腐る
一番おいしいところから腐っていくって。
DVDでの授業も一番おいしいところから腐っていく。
たとえば冗談を入れたとしよう。
一回目は一応ウケるとする。
2回目は「また言ってるな」となる。
3回目は「ウザイって」となる。
目的は何かといえば
一回で頭に染込ませることではなく
わからなければ何度でも見て
繰り返し活用することだ。
クセのないものを作りたい。
無色透明なものを作ろうと思っている。