「われわれの生活に欠くべからざる思想はあるいは「いろは」短歌に尽きているかもしれない。」芥川龍之介
さすが芥川、カッコイイこと言いますね。
芥川龍之介が「いろは歌留多」を一枚一枚手にして
「律儀もんの子だくさん」とか読んでたんだろうか。
「貧乏ひまなし」
「良薬は口に苦し」
「念には念をいれ」
「楽あれば苦あり」
「油断大敵」
「知らぬが仏」
いくらでも日常使う言葉が並んでいます。
芥川のいう世渡りの知恵が結集している。
彼は「骨折り損のくたびれ儲け」や
「身から出た錆び」なんかを参考にしすぎたんじゃないか。
「稼ぐに追いつく貧乏なし」や
「笑ふ門には福来る」なんかを読んで
もうちょっと長生きして欲しかった。
それでは。